01菜の花の焼きサラダ

こんにちは。岳中爽果のパートナーのはじめです。

 

5月がやってきました。爽果さんの個展です。

もやもやする状況は相変わらずですが、少なくとも個展という形で作品を皆さんに見ていただく機会を持てるのはとても嬉しいことです。

 

そんなわけですっかり「便乗」料理帖の更新です。

おまけにご紹介するレシピはこの冬に僕たちが楽しんだ料理なので、「季節遅れの料理帖」でもあります。もし覚えていらしたら、次の季節に作ってみてください。

 

菜の花の焼きサラダ

菜の花は12月から4月くらいまで出回り、とても扱いやすいので、野菜に迷うとつい手に取ってしまいます。

「扱いやすい」というのは、手に入りやすい、洗いやすい、水気を切りやすい、切りやすい、保存にも強い、ということを意味しています。

 

ちょっと苦味があって、いわゆる「大人味」だと思います。僕たちはその苦味が大好きなのです。でも別に僕たちが「大人」という訳ではありません。

菜の花は、この焼きサラダのほか、お鍋の時にも用意してしゃぶしゃぶしていただくことも多いです。

 

菜の花に焦げ目がつくくらいに焼く食べ方は焼き鳥屋で知りました。苦味に焦げ目です。

それ以来気に入って「菜の花ソテー」として作り続け、今や近所の八百屋さんの手書きポップアップレシピにも採用されているレシピなのです。

八百屋さんのお墨付き、というわけです。

 

八百屋のお姉さんと立ち話をする程度に仲良くなり、「どんな風に菜の花を食べるのですか」と聞かれて紹介したレシピが「菜の花の焼きサラダ」です。

八百屋のお姉さんに野菜の食べ方を講釈するとは、我ながら大胆だと思います。

 

主要な道具

・鉄のフライパンか鉄の中華鍋

(テフロンでも大丈夫だと思いますが、テフロンへのダメージが大きいような気がします)

 

材料

・菜の花1袋

・炒め用のオイル

・塩、胡椒

・酢、オリーブオイル

 

手順

・菜の花は切り口が黒ずんでいたら切り落とし、長い葉は茎ごと斜めに切り、水に放って洗い、パリッとさせてからザルにあげ、水気をよく切ります。

・フライパンを温めて炒め用のオイルを引き、オイルの表面がゆらゆらしてきたら菜の花を入れ、ざっとオイルを馴染ませたら、あまり触らずに火を通します。

・火加減は中火程度で。強火にする必要もフライパンをふる必要もないです。

・時折引っくり返し、焼き目がついたら塩、胡椒して器に盛ります。

・酢とオリーブオイルを回し掛けして出来上がり、です。簡単でしょう。

・冒頭の画像の器はさやかさんの(残念ながら)昔の作品で、緑の器に野菜の緑が映えます。菜の花の周りに菊菜のソテーを合わせてみました。

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