オーガニックコットン ハラマキの特徴
カラダにフィットする適度な伸縮性を実現しました。
オーガニックコットンにFTYというゴムを含む混合糸を17%使用。これにより「弛まず体にフィットし、腹巻としての強度が増す」仕様になりました。(FTY・・・化繊の一種。ポリウレタン、ナイロン)
こんなに伸ばしても元に戻ります。
特殊な編み方により、肌にも優しく。
特殊な編み方で、表裏で糸のバランスを調整して、肌に当たる部分には極力FTYを出さないように編み立てています。それにより1枚の生地で薄手でかさばらないハラマキになりました。つつ網で、縫製ラインがないことも大きな特徴の一つです。 参考) 特殊な編み方をわかりやすくするために黒のFTYに変えて編んでいただきました。 肌に触れる内側(右)の方が白っぽいのがわかります。
ルーペでみたところ。拡大画像です。 外側。黒いFTYがはっきり見えます。
内側。肌に当たる面です。
どうしてハラマキをお願いしたのか。
わたしは日常的にハラマキを愛用していまして、いくつか持っているのですが、なかなかかわいいものがないんですよね。だけど、お腹(内臓)をあたためることは、健康を維持するためにとても大切だと実感していて、お客さまの健康面にも役立てるのではと思いました。はしもとさんのテキスタイルや絵の世界観が好きだったので、今回お願いすることにしました。
特殊な網み機がたくさんある奈良のニット工房との出会い。
はしもとさんが、この工房なら!と惚れ込んだ奈良のニット工房。インナーをメインに国内の有名ブランド、メーカーのOEMとして多数の職人を抱え、ちょっと特徴のある製品作りが得意。実際に工房を案内していただきましたが、小さな網み機がところ狭しと並んでいて、見ているだけでワクワクしました。
熱心に説明してくださるニット工房の社長さん。 古い編み機に新しいパーツだけつけたり、随所にこだわりがみえる工房でした。
「こんなことできますか?」「その色も見てみたいです」などの要望に即座に応えていただき、たくさんサンプルを作ってくださいました。はしもとさんの納得できるものを作ろうという熱意と、それにすべて応えてくださる職人さんにこちらが感動させられました。ものづくりの道はたいへんです。
贈り物にもぜひ!
パッケージは紙の平袋に帯を巻き、とてもコンパクトになりました。紙だけで包むというエコにもこだわりました。この状態にリボンをつけて、大切な方への贈り物としてもぜひご利用ください。
テキスタイルデザイナーはしもとなおこさんから。
今回お話をいただき、毎日使いたくなる心地の良い腹巻とは何かということを、まず最初に考えました。 私自身の経験で、身につけたり洗濯を繰り返していると、だらしなく伸びきってしまう腹巻のことを思い出し、その使用感を改善できないかと、肌への優しさは守りつつ、繰り返し使い続けたくなる腹巻を作るために工場の社長へ相談し、多くのサンプルを経て、やっと実現しました。 アップリケで一手間を加えたり、柄が組み合わさることによって、所有することや、身につけることが楽しくなって、お腹だけでなく、心(気持ち)も暖かくできる、そんな1枚であるといいなと思います。
お手入れについて
ネットに入れてお洗濯していただけます。(中性洗剤使用、30℃以内)
蛍光増白剤、漂白剤、タンブラー乾燥は使用しないでください。
濡れたまま放置せず、形を整え日陰干しをしてください。