二日間にわたって益子を堪能したあと、

笠間で同時開催中の陶炎祭ひまつりに行ってきました。

笠間の陶炎祭（ひまつり）は毎年4月29日～5月5日に

笠間芸術の森公園イベント広場で開催される

茨城県下最大のイベント…だそうです。

http://www.himatsuri.net/himatsuri.php

益子陶器市よりも、お祭り感が強くて、

そこらじゅうに飲食テナントが並び、

また大道芸人の舞台や、

バンドの演奏などができる ステージと

客席が作られたりしています。

出展している作家は200組あまり。

みなさん自分のブースに小屋のような

空間をつくったり、ディスプレイにも

力が入っています。

 

ひまつりに出展されているお取引作家は

近藤文さんおひとり。

真っ先に近藤さんの元へ向かいます。

 

近藤文さん

 あぁ！やっぱりステキな作品が並んでます。

新作で使いやすそうなお皿など、いくつか発注しましたので、

到着を楽しみにお待ちください〜。

 

そして、わたしたちもついついお祭り気分に乗せられ、

お昼からビールを…

 

酔い覚ましと暑さ避難にルーシー・リー展にも寄り…

 

相方さまは、芝生の上で瞑想タイム…

つきあってはおられませんので、

わたしひとりでひまつりを回りました。

 

阿部慎太郎さん。

若手ながらもステキな釉薬の色合い。

カタチもスッキリで使いやすそうなうつわが並びます。

 

桑原哲夫さん、典子さん。

実はわたしは自宅で桑原哲夫さん作のポットを

愛用していまして、いつか趣佳でご紹介できたらいいなぁと

思っておりました。

典子さんのプレートもステキです。

典子さんの世界観を表すカラーが

静かな雰囲気で落ち着きます。

 

酒井 敦志之さん。

焼き色がかっこいいうつわです。

ぐい呑が雰囲気あっていいなぁと見ていたら

「お酒が好きなので、ついついぐい呑が大きくなっちゃって…」と。

あれ？？？？デジャヴ？？？

「まったく同じセリフを言っている和歌山の人を知ってます」

「……もしや…じんじんですか？」

そうです。じんじんです。（じんじん＝平岡仁さん）

ぐい呑を大きくつくってしまう人は

そういう人とつながっているものなのですね…（しみじみ）

ひとしきり、そんなお話をさせていただいたあと、

今回は、かっこいいぐい呑ではなく、

プレートやポットなどをお願いしました。

 

そうこうしているうちに、帰りのバスの時間。

近藤文さんにもう一度ご挨拶しましょうと

ブースに戻ります。

ひまつりは飲食店が本当に充実していて、

しかもレベルが高いというお話をして

なにを食べられたんですか？という問に

ギョウザドッグ、唐揚げ、

それと、ローストビーフサンド、かき氷、

あと、焼きそば、

あ、ローストチキンすごくおいしかった〜…

 

思い返すとだんだん恥ずかしい気持ちに…

なにしに来たんだ、わたしたちはっ

 

でも最高に楽しめました。

こういう日もいいのです。

 

名残惜しい気持ちをかかえて、大阪までの帰路につきます。

さびしいなぁー、さびしいなぁー。

 

みなさまのおかげで、充実した3日間。

また来たいです。