岳中爽果

酢大豆はかれこれ10年は作り続けている朝食の常備菜です。

基本のレシピは、趣佳さんでも取り扱いのある『大地をまるごと やさしいごはん』の矢田勝美さんです。レシピ自体は2004年発行の『自然をまるごと やさしいごはん』に掲載されています。なんと我が家にはサイン入りの本があって、でも僕が入手したものではなく、当時爽果さんが教えていた陶芸教室でのご縁によるものなのです。

人の出会いというのは不思議なものです。

基本のレシピとの大きな違いは、大豆を茹でるのではなく蒸しているところです。大豆は茹でると大量のアクが出るので、その対策として蒸す方法を選びました。これに伴い、材料は同じですが、使い方を少し変えています。

我が家で使っているお酢はそのまま飲めるほどまろやかなので、お使いのお酢がきついと感じる場合は水で割るといいと思います。

 

【材料】

大豆 50g
浸し豆 50g
A 酢 大さじ3
A 薄口しょう油 小さじ1より少なめ
A 昆布 5g程度
A 塩 ひとつかみ(1g程度)

 

【手順】

1)大豆と浸し豆は一晩浸水して戻します。大豆だけでもいいのですが、緑色の浸し豆が入ると彩りが鮮やかになります。

2)1の水気を切り、10分蒸します。食感は硬めです。

3)蒸している間に、保存容器にAを入れます。酢にしょう油を加えるとしょう油がゆらゆらダンスするようでみていて楽しいです。
4 蒸しあがった2を3に加え、なじませます。すぐでも食べられますし、日持ちもします。冷蔵してください。昆布も酢昆布になっていて美味しいです。

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