香りを味わうお茶。
大阪の野田にある創業65年を迎えた茶味匠清水一芳園 の清水 和正さんは、実はわたしの高校の大先輩です。
今日はその清水さんの会社へ美味しいお茶をいただきにお邪魔してきました。
8月も終わりですが、まだまだ暑い…そんな中で最初に出してくださったお茶は、冷たい烏龍茶。
驚いたのは、ワイングラスに入っていたことです。
これは、お茶のかおりを グラスの中にためてたのしむため。
確かに、アイスにしては濃い香り! 味もおいしい!!
次に出していただいたお茶も烏龍茶。
1杯目の烏龍茶とは種類がちがいます。
烏龍茶だけでも様々な種類があるんですねぇ〜。
あたたかいお茶を筒状の器に注いで、そのままひっくり返す。
そうすると、その筒状の器の上の方に、お茶の香りがたまります。
いい頃合いで、その器からお茶をもうひとつの器に移し、中にこもった香りを楽しみます。
空気に触れて、どんどん移り変わってゆくお茶の香り 。
くちなしの花のような香り、はちみつのような香り、ミルクのような香り… !
お茶の種類や、 経過時間によって全然違いました。
その香りを静かに嗅ぎながら、お茶をいただきます。
香りを楽しんでいる間は、ひとことも話しません(笑)
じーっと、香りに集中して、少しの変化を楽しんでいきます。
お茶の名前の由来、歴史、製法などのお話を伺いながら、 それぞれに合うケーキやお菓子をいただいて、ホントに贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
こんなにお茶の香りに集中してお茶をいただいたことなんて、今までありませんでしたから、かなりのカルチャーショック!(笑)
お茶も奥が深いなぁ。
貴重なお時間をありがとうございました。
清水一芳園 公式サイト
http://www.ippoen.co.jp/
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