平岡仁さんの個展が2月3日よりスタートです。
(平岡仁さんの工房です。窯に詰められるのを待つうつわたち。たくさんです!)
和歌山県で作陶される平岡仁さんの個展が
2月3日よりスタートします。
平岡さんといえば、趣佳のオープン時からのお付き合い。
最初はオンラインショップからスタートした趣佳ですが
お店として、福島区のメリヤス会館401号室を2012年に借りました。
その部屋につくり手として初めて来ていただいたのも平岡さん。
まだ什器もなにもない場所に作品をもって
あのつらく長い階段をあがってきてくださいました。
出せるお茶のひとつもない状況でわたしの方は恐縮しきり。
ひとしきりお話したあと、なんの話の流れだったか
平岡さんが「個展やりましょうよ」と。
正直、ええええええ!?と思いました。
以前、趣佳のはじまりのお話。
でも書いたとおり、誰もがここでお店するの?!と
思うような場所でした。
自分で選んでおいてなにを言ってるの?なんですが…
そういう場所でどうやってやっていこうかと思い巡らせていた頃だったので
あまりの衝撃的な発言(わたしにはそう感じられました^^;)に
気の利いた返事もできず(いつものこと…)
その場はそれで終わりました。
そしてその後、何度も会ったり食事をしたり、
企画展にも出展していただいたりと
お店と作家としての比較的、密なおつきあいは続いたのに、
個展というキーワードはお互いに口にだすことはなく、
というか、趣佳にぜーーーんぜんお客さまが来ない日を
たくさん見られていたので、個展なんて言えるわけもなく…
双方の性格的なこともあり、遠慮したり気遣ったりしながら
お付き合いは続きました。
個展というのはわりとスペシャルなことだと思っています。
わたしの中では、せっかく個展をするんだったらやっぱり
人目につくところで開催したい。
隠れ家的に世界観を重視されるお店もたくさんありますし、
わたしもお客のひとりとして、そういうお店の雰囲気を楽しんではいますが、
わたしがそういう世界観を作り上げることは難しい。
なので、開催するならできるだけたくさんご覧いただける場所がいいと。
お付き合いする作家さんの個展をするべく、移転先を探し、
今の空堀商店街の店舗に移転しました。
ありがたいことに、
今のお店はいろんなお客様に来店いただけるようになりました。
その様子を平岡さんはとても喜んでくださいました。
不安なときには励ましてもくれ、
そういう意味で、お店のいいときも悪いときも
しっかり見てくださっている作家さんのひとりです。
平岡さんも今では全国に名前が知られる人気作家さん。
作品も備前焼だけにとどまらず、唐津、粉引、磁器と
常時ではありませんが、いろんな表現にチャレンジされます。
平岡さんの制作風景は、何度も拝見してきましたし、
その思いも聞いてきました。
– 平岡仁さんのギャラリー兼工房へ行ってきました ←初めての工房訪問
– Craftsman ship 備前焼 平岡仁 ←2012年の平岡仁さん。初々しいです^^
– [12月企画展]出展作家紹介:平岡仁さん ←窯焚きの様子
そして今回、個展を開催するにあたって
制作で一番おもしろいのは、窯詰めなので、そのときに見に来て下さい!と
お誘いいただき、12月のある日。その様子を見学に行ってきました。
そのお話はまた次回…続きます^^
(窯に詰められていく作品。いろんな計算の元、きれいに積まれていきます。)
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