明日6月18日土曜日からはじまります

栃木県益子の鈴木稔さんと滋賀県信楽の山田洋次さんのふたり展。

今回、ふたり展を開催するにあたって、

先日、山田洋次さんの工房にお邪魔してきました。

山田洋次

 

工房にはガス窯と電気窯があって、

電気窯は今回のふたり展用の作品作りで窯焚き中でした。

 

山田洋次

山田洋次

 

ご自宅の中に作品がごろんごろんと。

作品以外に印象的だったのは、本がたくさんあったこと。

奥さまのものとご自身のものと、たまに弟さんが送ってくれたうつわの本など

一緒くたに収納された本棚は、山田さんの頭のなかを覗かせていただいているようで

とても興味深いものがありました。

古本がお好きなのか、3年前にお会いした時も

古本屋さんが集まる界隈に出向いて、本を購入していたことの

印象が強く、実物をなかなか見ることが出来ないものについては

本から情報を得る。本に書かれていないことは想像して補足する。

それが山田さんらしさにつながっていくのかなぁと想像しました。

 

山田洋次

 

山田洋次さんのスリップは、トマト缶にくだを挿した自作の道具でした。

よくあるのはスポイド状のものらしく、

それではしっくりこず、

陶器で自作してみたりと工夫を重ねられたそうですが、

これが一番よかったとのこと。

 

今回、ふたり展で一緒に出展いただく鈴木稔さんから

以前お聞きした言葉を思い出しました。

「頭のなかのものがまったくそのまんま出せたら、みんな天才ですよ」

と。 

頭のなかにあるものを細部までイメージして、

そのとおりになるように道具も工夫していく。

そういうこだわりのひとつひとつが、

モノの形や色や風合い、佇まいを生むのだと。

 

そして、鈴木稔さんからも窯焚き&窯出しのときの

写真を送っていただきました。(ありがとうございます!)

鈴木稔

薪をくべくべ…

鈴木稔

鈴木稔

この窯のなかに作品が詰まっていて、炎のチカラを借りて

うつくしい発色や、おもしろい景色を生み出します。

以下、焼き上がりです…

鈴木稔

鈴木稔

鈴木稔

鈴木稔

以前、鈴木稔さんの窯出しを手伝わせていただいたので、

そのときのことを思い出されます。

鈴木稔さんの窯出しに立ち会わせていただいたときのブログ記事
  → 鈴木稔さんの窯出しと益子散策。(栃木県)

 

今回も窯出ししたときの鈴木さんの表情は

満足気だったと聞いています。

届いた作品をみて、わたしたちも本当にうれしかったです。

 

掲載しました作品の画像は、すべて今回の展覧会用に

届いています。

それ以外にも焼き上がりのよいものを選りすぐりで届けていただきました。

明日11時よりスタートの「鈴木稔×山田洋次 ふたり展」

ぜひ、足をお運びくださいね。

 

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