玉木新雌さんのあたらしい工房へ行ってきました。
趣佳の初期のころからずっと取り扱わせていただいている
播州織 玉木新雌さんのショール。
その柔らかさと絶妙な配色からみるみるうちに人気アイテムに。
供給が需要に追いつかず、当店でも一時は品薄状態になり、
お客様にご迷惑をおかけすることも…。
そこで、もっとたくさんの作品を作れるようにと、今年の4月に、
今までの工房から少しはなれたところに新しく工房を新設されました。
昨日はそのあたらしい工房へ行ってきました。
あたらしい工房は、とても広くて明るくてキレイで。
主にルーツショールを織るレピア織機が4台になってフル稼働。
ここで、ルーツショールの生地や、ワイドパンツ、タルンパンツなどの生地が
制作されています。
ルーツショールは、1点ものではありませんが、
大量生産品ではありませんので(最大10点だそうです)、同じ色柄に出会う確率は少なめ。
気に入ったショールがあれば、その場で購入されることをオススメします。
こちらで生地の織りを指定します。
わたしたちが見ても、なんのことやらわかりませんが、
道具、マシン好きにはたまらないかっこよさです。
たくさんの色とりどりの糸。白い工房で映えます。
織り上げた生地は、家庭用の洗濯機で洗いにかけます。
使う人のお手入れと同じ方法を…ということで業務用ではなく、家庭用にこだわる玉木さん。
すでに、今年の秋冬用のウールショールも織られていました。
今年のウールショールはなにが違うのですか?というわたしの問いに、
玉木さん「◎▽■×……」
わたし「おお!それはいいですね!!」
(まだもう少し内緒です^^; でも絶対に喜んでいただけるはず!)
それ以外にも、ルーツショールのデザインとしてのあたらしい取り組みや、
玉木新雌さんの生地を使ったウエア類、試作途中のバッグや、
あたらしいニッティングなども見せていただけました。
(ニットがとてもかわいかった!しかし、お見せできるのはまだ少し先だそうです)
趣佳では、今年もまた10月中旬以降に玉木新雌さんの巻き物展を開催する予定です。
今回もまた、いろいろたくさんお願いしようと思っているので、楽しみにお待ちください☆
玉木新雌さんの工房のスタッフしか通らないところにある
ホワイトボードに貼っていた集合写真。
スタッフみんなで、活き活きとものづくりに励む姿勢が伝わる写真だと思いました。